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■天野隆の今月のポイント(2003年10月)
「社長さんの税金対策」 (2003.10.1)
快進撃の会社の社長さんは今、静かにされているようです。
 
(1) 「うちの会社ですか?」「ゴルフでピンそばにナイスオンしてOKが出た時みたいですかね」
(2) 「それなんですか?」
(3) 「パットしない!」
(4) 「お墓が集まっているところみたいです」
(5) 「それなんですか?」
(6) 「ボチボチ!」
(7) どうも同業者を意識して謙虚に発言しているらしいのです。
時流を掴むというのは大切です。年初、驚いた事がありました。
実は日経ベンチャーさんの担当者の方と
 
(1) 今年の2月17日のセミナー「戦略的節税のススメ」の動員は心配していました。
(2) この不景気と言われている時代に税金対策で人は集まるのだろうかと。
(3) ところがふたを開けてみると300名以上の方が集まり、ここ数年の中で最高の動員だったと言われるのです。驚きました。
快進撃をしている会社ほど税金に、それも社長さん自身の税金に、関心があるとわかったものですから、4月から準備をしてきました。
この度、日経BP社から社長のための経営講座「資産を残す・経営に生かす税金対策」という書籍とCDが発売されました。
「年収2400万円未満か以上で税金対策が違う:個人編」、
「自己資本比率50%以下か超で税金対策が違う:会社編」
というものです。
もし良かったら聞いて下さると嬉しいです。
10 次回は「値が通るためには差別化意識を」を10月15日に書きます。
「値が通るためには差別化意識を」 (2003.10.15)
経済再生会議(かんき出版)という本のP74で孫正義さんはタイタニック
ジョークを紹介されています。
タイタニック号が沈没するというとき女性や子供を救命ボートに乗せ、残りの乗れない男性に、どうやって残るように説得するかという時、国民性が出るというのです。
 
(1) イギリス人には「ジェントルマンは残ります。」というと納得してくれるそうです。
(2) ドイツ人の場合には「残るのがルールです。」
(3) アメリカ人には「残ればあなたはヒーローになれる。」
(4) 日本人にはなんと言えば抵抗無く残ってくれるのか?
(5) 日本人には「皆さんそうしておられます」
日本人は「皆さん同じ状態」が良いようです。
 
(1) どうも国民性にあるようです。
(2) これは外国人が作ったジョークですが…
ただ会社が存続するには「皆さん同じ」では上手く行かないようです。
同業他社と同じではジリ貧です。
「値が通る経営」
そのためには経営方針書による「差別化」これが今のキーワードのようです。
次回は「純粋犬マーケットは拡大」を11月1日に書きます。
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