「税理士法改正で変わる顧問報酬」
(2002.4.1) |
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2001年5月25日に国会で可決成立しました、税理士法改正が2002年4月1日から施行されます。 |
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経営者の皆様から「何が変わるのか?」という質問を受けるようになりました。 |
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大きな変化は、税理士の報酬規定が税理士会の会則に記載しなければならない事項から削除された事です。これは「税理士それぞれが独自の報酬額を定めていくように」という、規制改革委員会の「規制改革に関する見解(2000年12月)を受けての変更です。 |
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4月1日以降は税理士業界標準というものがなくなり、それぞれの事務所で報酬規定を作り、お客様に説明する事になります。 |
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私どもは以前から契約書を作り、報酬規定を添付してお客様のご理解をいただきすすめて来ました。それが当たり前だと思っていましたが、マーケットリサーチをしましたら、今まで顧問契約書を交わし、顧問報酬の説明をしていた会計事務所がほとんど無かったということがわかりました。 |
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これからは独自の顧問契約の報酬体系を説明できる事務所が増えていくと思われます。 |
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そこで経営者の皆様にとって、この改正は、会計事務所との業務の内容と報酬を検討される良い機会では無いでしょうか |
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次回は4月15日に「元気の素」を書きます。 |