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  天野隆の今月のポイント日本経済今後の主な予定
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■天野隆の今月のポイント(2002年2月)
「ペイオフ対策は5つ。注意点パート2」 (2002.2.15)
(1) これだけ関心が高まっているペイオフですので3年から5年経ちますときっと「残る金融機関」と「消滅する金融機関」がはっきりしてくると予想されます。
(2) とは言っても「予想」はひらがなで書くと「よそう」。反対から読むと「うそよ」ですから定かではありません。当たれば「そうよ」とも読めます。あたるかどうか分かりませんので、気楽に聞いてください。
(3) もし周りに、はっきり言えない事(誰に聞いても分からない事、例えば金利、株価、為替、どこの金融機関が残るか、等)を、断定して言っている人がいましたらほどほどに聞いてください。
(4) 「金融商品を分ける」はなんと言っても1年は猶予されている普通預金、当座預金にしておく事でしょう。事実既に大きく動いています。1年でずいぶん様子が変わるでしょうから、究極の判断をする前に、とりあえず避難というのも有効でしょう。
(5) 「自分で所有する」は盗難にご注意を。貸し金庫も有益です。ただ金融機関がシャッターを閉めますと中に入れないお店があります。業務停止した時に入れなくなるといっても、お金が無くなるわけではありません。ただ私の父に渡辺銀行の倒産時の話を聞きますと、シャッターが閉まっても、場所的に入れる貸し金庫を持つお店の金融機関に、入れておく事が精神的には良いようです。
(6) 次回は3月1日に注意点パート3を書きます。

「ペイオフ対策は5つ。注意点パート1。」 (2002.2.1)
(1) お客様からの質問が今集中しています。それはペイオフ対策です。
(2) 対策は5つです。
1) 金融商品を分ける
2) 金融機関を分ける
3) 預金名義を分ける
4) つぶれない金融機関を見抜きそこに大きく預ける
5) 自分で保有する
(3) それぞれに注意点があります。
(4) 「金融商品を分ける」では、先ず元本保証の商品かどうかが肝心です。ペイオフで元本のリスクがあるので、どこに預けようか考えて、結局元本保証でない商品(例えば個人年金、投資信託、株式、外貨預金)に預けては何にもなりません。
(5) 「名義を分ける」コツは貸付です。会社、子会社、子供、配偶者等に貸し付けます。借りた会社、個人は自分の名義でお金を預金します。金銭消費貸借契約書がポイントです。確定日付をとる事も良い事です。会社が貸しつける場合は利息をとる事をお忘れないように願います。ただし個人の場合、貸付中に相続が発生しますと貸付金として相続財産になりますので、それは覚悟してください。
(6) 次回2月15日には注意点パート2を書きます。
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