「デルの革命」を読む(2001.3.15) |
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設立15年でいまや全米で売上が1位のコンピューターメーカーデルコンピューター。その創業者マイケルデル氏の執筆の本。経営者として体験談だけに興味深い本です。 |
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コンピュータも「なまもの」という経営者の哲学と苦悩が読んでいる人を魅了します。キーワードを幾つか紹介します。 |
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「人は学ぶ事で誰もがあるわけがないと思っているチャンスを見つけだしそれを活かす事が出来る」 |
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「創業当初から我が社は顧客の声に耳を傾け、それに対応し、顧客の求めるものを提供する事だった」 |
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「約束は控えめに実行はたっぷりと」 |
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「ライバルは気にせず顧客に集中する」 |
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日本経済新聞社。日経ビジネス人文庫800円の本です。有益な情報もとても安価に手に入る時代になりました。まさにIT革命が起きています。勉強している人には感じる革命が。 |
「スピード:急ぐものと醸成するもの」(2001.3.1) |
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ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)はアメリカで好評のようです。アプリケーションソフトを自分で開発するでなく、パッケージソフトを買うでなく、時間借りのソフトを使うものです。経理や人事の間接部門系のみならず今では営業のシステムも出てきました。開発や習熟のための時間をセーブできるのがポイントです。日本も高速大容量のブロードバンド常時接続が一般化した時に普及すると言われています。 |
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ナレッジマネジメントも重要です。ナレッジ(データ・情報・知識・知恵)を共有化し、ベテランの仕事の要領を新人にも掴んでもらおうとする手法です。人材の流動化に対処できるシステムで注目されています。時の経過と共に蓄積していくところが大切です。ロータス社のノーツが良く使われています。これが自社の特徴になり、企業秘密そのものになります。 |
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我が社ならではのところ(コアコンピタンス)は「ナレッジマネジメント」で、時間と友達になりノウハウを醸成したいものです。、そうでないところは「ASP」で時間に負けないよう、急ぎですすめたいものです。 |